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日本キリスト教団
堺清水橋教会
2026年度教会標語
「希望に生きる教会」
年間聖句「希望はわたしたちを欺くことがありません」
ローマ信徒への手紙 5章5節
降誕前節第9主日礼拝 (2026.10.25 説教要旨)

<本当に、あなたは神の子です>(後編)
マタイ書 14:22~30
主イエスは弟子たちを先に出発させられ、ご自身は一人で神さまに祈りを献げるために山へと登られました。その山からはガリラヤ湖の上で突風のために操縦不能に陥っている弟子たちの様子が見えました。主イエスは御自分の愛する弟子たちを命の危険に晒していても平気なお方ではありません。主イエスは山を下りられ弟子たちのいる所まで湖面を歩いて行かれました。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」という主イエスの言葉を聞いた弟子たちは、最初幽霊に見えたものが先生であることが判ったのです。その後、ペトロはお側に行きたいと願い出ます。このペトロの願いを喜ばれた主はペトロに「来なさい」と命じられました。ペトロは自分の力で主イエスのもとに行こうとはせずに、主イエスの命令によって、つまり主イエスに自分の全てを委ねようとしたのです。この主イエスの水上歩行と呼ばれているお話はペトロの信仰の物語として読むと非常に深い味わいを感じます。強い風に気がついて怖くなったペトロは、沈みかけ、「主よ、助けてください」と叫びました。
私たちはそれぞれに自分の人生の海の嵐にもまれ、途方に暮れることが往々にしてあります。その時、どれほど主イエスだけを見上げて歩いてきたか、どれほど心の底から主イエスの助けを求めたかを自らに問うたときこのペトロの言動が新鮮に感じられます。すると主イエスの「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」という言葉が、決して非難の意味ではなく、温かい慰めの問いかけとして心に響いてくることがわかるでしょう。
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