日本キリスト教団
堺清水橋教会

　皆様、こんにちは。

​　堺清水橋教会の牧師、森田香代と申します。もうすぐ後期高齢者となる老人です。神学校を卒業したのが1971年ですから今年で51年、堺清水橋教会では8年目になりました。日本キリスト教団には定年制度はありませんから、この年になると一年一年、自分で自分を吟味しながら、神の御心を問いつつ歩んでいます。

　昨年は、コロナ禍の中で、脳梗塞（急性期）を患い入院しました。いよいよ隠退か?と終活を始めましたが、見た目は後遺症も無く、なんとか多くの方々に支えられて、今年もイースターから、イー（良い）スタートを切ることができました。

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　堺清水橋教会は、今年で創立127周年を迎えます。1895年（明治28年）にタウリン宣教師などによってこの堺の町に伝道が開始されました。堺講義所から始まり、現在の建物は車之町東ですが、50年前までは土井川の清水橋のほとりに教会があり、そこから「堺清水橋教会」という名称となりました。1945年の堺空襲で教会は休会しましたが、戦後のキリスト教ブームの時代に多くの青年が教会に集いました。また洗礼を受けた方も一番多い時期でもありました。その後は、大学紛争、教会紛争の波が堺清水橋教会にも押し寄せ、礼拝出席が急激に少なくなりました。しかし、残られた少数の方が祈りつつ、力を合わせて教会を支え、守ってこられ、今日に至っています。古くからおられる方は皆さん８０代、９０代。１００歳を超えられる方もおられます。しかしここ数年、２０代から３０代、５０代の方々が転入され、神様がご自分の愛する小さな群れを支え導いてくださったと深く感謝しています。この神様のくださった恵みを無駄にすることなく、恵みに応えて歩みたいと願っています。

　これまで、コンサートや音楽礼拝など、教会の外への働きかけに取り組んでまいりましたが、一昨年よりコロナ禍のため、残念ながらそのような取り組みはできませんでした。そろそろ今年から新たな取り組みに挑戦し、皆さんにご案内ができればという希望に胸を膨らませています。

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　コロナ感染防止対策で制限のある中ですが、どうぞ、興味のある方はお気軽に教会にいらしてください。

　こころより、お待ち申し上げます。

　　　　　　　　　　　

​　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　牧師：森田香代

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